case no.8

もうこれ以上、払えない・・・

相談者について

年齢
36歳
家族構成
離婚した妻・子供2人(小学生・中学生)
住宅ローン残高
4,300万円
毎月の住宅ローンの返済額
15万円

※年間の固定資産税含む

相談者

相談時の状況

離婚から約3年、Nさんは毎月15万円もの住宅ローンを養育費代わりに支払ってきました。Nさんの給料は手取りで25万円ほど。生活費を極限まで節約し、何とか元妻と子供たちが住む住宅のローンだけは支払ってきました。
しかし、先の見えない住宅ローン支払いと残業代やボーナスカットの収入減により、自分自身の生活が成り立たなくなっていました。
Nさんは元妻に電話をかけました。「ローン支払いがいよいよ苦しくなってきた。約束を果たせなくて申し訳ないが、家を売ることを考えてくれないか」。プライドを捨てて相談したものの、元妻に納得してもらうことはできませんでした。

相談内容

家を売って、とにかくラクになりたい

家の売却を妻に断られたNさんですが、来月のローン支払いが難しい現実は変わりません。「本格的に返済が滞ってしまう前に何か手を打ちたい。家を売る以外に方法はあるのか」「私が相談したら拒否されてしまった。でも専門家が口添えしてくれたら元妻も納得してくれるかもしれない。手助けしてほしい」Nさんの相談内容は大きくこの2つでした。
離婚以降、毎月支払う住宅ローン返済のことばかり考えて疲れてしまった。ラクになりたい。と言うNさんの声は消え入りそうでした。

住宅ローン

佐川の提案

売却と銀行融資で4,300万円のローンを400万円に

2つの提案をしました。元妻に十分な収入があったり、元妻の両親がNさんに代わる保証人になってくれる場合、支払い責任は元妻と義両親に移ります。養育費の件をきちんと話し合えばNさんの月々の負担はかなり減らせるでしょう。
もう1つはやはり家の売却です。元妻と子供たちが住む、ローンを抱えた家は査定した結果、4,000万円。ローンの残り300万円を用意すれば家は売却できます。そして一度も返済を遅滞させていないNさんには、売却しても足らない300万円を無担保で銀行融資を受けられる可能性が十分にありました。このシミュレーションを実行して、Nさんのローンを大幅に減らそうと考えたのです。

ご提案
結果

引越し費用、転居先手続きを条件に
元妻に同意してもらい、家を売却

2つの提案どちらを通すにしても、夫婦の共有財産である家の売却には元妻の合意が必要です。佐川が元妻に話しをうかがうと、元妻が今後、住宅ローンを支払うこと、両親から援助を受けること、ともに難しいとわかりました。

「家を差し押さえられ、奥さんと子どもが夜逃げせざるをえなかったケースもある。このまま元夫が支払えなくなると最悪は競売になり、あなたたちを引越しさせられる力もNさんにはなくなってしまう、また、そうなると今後の養育費すら支払えなくなる」と、実例を交えて話しをしたところ、元妻も「Nから電話を受けたときはつい、感情的になってしまったが、本当はNが返済できなくなったらどうしようと毎日不安だった」と告白してくれたのです。そして、引越し費用の負担や新居の手配をすることを条件に、売却に同意してくれました。

相談者のその後

ご相談者のその後

想定していた価格で家は売却に成功。元妻がきれいに室内を使っていたことと立地も味方してくれたようでした。他の銀行からは無担保で400万円の融資がおり、300万円をローン返済に充てて家は無事に売却。
残りの100万円は元妻と子どもの引越し費用や当面の家賃、Nさん自身の暮らしの立て直しに役立てられました。4,300万円あった借金は今や400万円。月々の返済も約5万円まで落とすことに成功したのです。
実は佐川さんに相談するまえ、他の不動産会社に相談をしていました。しかし、その業者は任意売却が最善策だとすすめられましたが、自身の信用情報に事故歴がつくことから決断できずにいました。
私のこれからの人生を考えた佐川さんの提案で無事に融資を受けられ、先の見えない住宅ローンから解放されました。元妻との養育費もまとまり、これからの生活に希望がもてました。離婚以来ずっとお金のことを考えて、今月は耐えたけれど来月はムリなんじゃないか、という不安で押しつぶされそうだったんです。ようやくその恐怖からも解放され、熟睡できるようになりました。本当にありがとうございます。