case no.6

自己破産だけと決めつけていた…

相談者について

年齢
53歳
家族構成
妻(離婚)・長男・次男
住宅ローン残高
2,300万円
毎月の住宅ローンの返済額
12.5万円

※年間の固定資産税含む

相談者

相談時の状況

Aさんもほかのご家庭と同様に、夫婦の収入を合算した額をもとに住宅ローンを組んでいました。順調に返済を続けられたのは7年前、40代で離婚するまで。妻と子供がいない家を売却しようと複数の不動産会社へ相談するも、査定価格よりもローンの方が多く残っている、いわゆる、オーバーローンのため、売りたくても売れない状況が数年続きました。蓄えを使い果たしてからは、2カ月に一度の支払いが精いっぱい。昼間は会社員として働き、夜は日雇いアルバイトをして持ちこたえようとしましたが、体調を崩して断念せざるをえず、あっという間に住宅ローン累計滞納回数が6回に達してしまいました。そしてとうとう、裁判所から競売開始決定通知が届いたのです。

相談内容

自己破産で借金を整理したい

「自己破産の相談でお見えになった方がいます。その原因が住宅ローンなので、先に佐川さんにご相談しようと思いまして」という電話がある日、佐川宛に入りました。

弁護士に伴われてやって来たAさんにうかがうと、まさに競売開始決定通知が届いたばかり。自己破産を考え、弁護士を訪ねたといいます。自己破産によって迷惑をかけるだろう住宅の共有名義人・元妻への現状説明も強く希望していました。

自己破産

佐川の提案

自己破産ではなく任意売却で危機を脱出

競売で安い価格でタタキ売られた結果、Aさんが自己破産をすると、離婚をしていても住宅ローンの連帯保証人である元妻に競売で残ったローンが請求されることになります。Aさんもこの点はご承知で、だからこそ元妻に事情を説明してほしい、という希望を伝えてきたのでした。

そこで佐川は、何よりも別れた奥さんへの影響が最小限になる方法として任意売却を提案しました。銀行と元妻に交渉して売却の許可をもらい、市場価格で自宅を清算。売却対価から引っ越し費用を確保し、残ったお金で可能なかぎりローンを返してしまう作戦です。この方法なら、奥さんに数千万円もの請求がいくことはありません。

ご提案
結果

佐川に 100%任せて売却先決定
約3か月で競売の取り下げ成功

「Aさんにとってベストの形を目指す」約束で、佐川は全ての交渉と手続きを請け負いました。まずは借入先である金融機関へ駆けこみ、担当者と交渉。競売まで進んでしまった場合、通常なら担当者は首を縦にはふりません。

しかし佐川には任意売却という手段でローン破綻寸前の方をサポートしてきた実績と信頼があります。「佐川さんがやるなら、任意売却を並行してもらってかまいません」という言葉を引き出すことができました。次は元妻ですが、彼女に旧自宅への愛着はなく、すんなりと売却に合意。こうして売却条件がそろった住宅は、約3か月後に買い手がつき、無事取り下げ成功に至りました。

相談者のその後

ご相談者のその後

ローンの大半を返済。残債は、これも佐川がAさんに助言した結果、無理のない金額で分割返済をしていくことで解決。こうしてAさんは元妻に迷惑をかけることなく、自己破産することなく再スタートをきったのです。競売で家を売っても返済分に足りなかった場合は一括返済が原則のため、給与など財産と呼べるもの全て差し押さえられます。無事に引っ越しができ、分割返済できるのは任意売却だからこそ。そうでなければ着の身着のまま路頭に迷っていたでしょう。

「競売から家を取り下げられる確率は2割程度と聞きました。検索すると、他社ホームページではもっと簡単に任意売却できそうな雰囲気。聞くと、『他社さんがどうなさっているかは分からない。ただ、たくさん不動産会社がある中で競売になる住宅は年間2万4千件にも迫る。この数字を見て、競売に対応できる実際の専門家は少ないと僕は思います』という答えが返ってきました。言葉の全てに経験と思いやりがあった佐川さん。本当の専門家に出会えて本当によかったです」