case no.2

2人分の学費と住宅ローンとの間で板挟み

相談者について

年齢
52歳
家族構成
妻・長男・次男
住宅ローン残高
3,150万円
毎月の住宅ローンの返済額
15万円

※年間の固定資産税含む

相談者

相談時の状況

念願のマイホームに元気な2人の男の子。理想を手に入れた、とBさん夫妻は確信していました。しかし、息子たちが塾へ通い始めてから雲行きがあやしくなっていきます。家計簿が赤字になる月が増え、住宅ローン返済が苦しくなってきたのです。

中学生の息子は野球が大好き。甲子園常連の私立高校へ入りたいと燃えています。高校に入ったばかりのもう一人は薬学部を目指して猛勉強。実家のある京都から遠く離れた関東の有名大学へ入り、製薬会社で活躍するという夢を抱いていました。

「息子たちに大学は諦めてくれ、なんて言えるわけがない。私たちがどうにかしなければ」と思うものの、具体策は浮かびませんでした。

相談内容

住宅ローン返済と子どもの夢を両立したい

ただでさえ赤字がちなのに、私立高校はもちろん、授業料と下宿代などを含む大学の学費を払えるわけがない。何か方法を考えなければいけないけれど、どうすればいいのかが分からない。

困り果てたBさん夫妻はインターネットを駆使。住宅ローン問題を扱う複数の会社に問い合わせをしましたが、「銀行に相談してはいかがでしょう」といった反応ばかりでろくに話も聞いてくれません。業者は問題が起こってから仲裁に入って報酬をもらうわけだから、私たちが相手にされないのも仕方がないのかもしれない……。諦めたくなる気持ちをふるい立たせて電話をかけたうちの一社が、佐川の会社でした。

住宅ローンとと学費

佐川の提案

家計簿を見直して、支出を整理しよう

佐川はBさん夫妻に、1か月分の詳細な家計簿や住宅関連の書類を持って、夫婦で事務所へ来てほしい、とお願いしました。電話で状況を聞き、支出の見直しだけでなんとかなるのでは、と予測したためです。

やって来たBさん夫妻に佐川は質問をしていきます。収入額に変化があったかと聞くと、「ローンを組んでから子どもができたので、妻には子育てに専念してもらった。息子たちが小学生になったころからパートタイムを再開したが、この間は結婚当初に比べると収入は減っている。妻は去年から正社員になったので、収入も増える予定」と明確な回答が。そうしたお話と家計簿の内容から、佐川は「ムダな出費をなくせば問題は解決する」と断言しました。

ご提案
結果

収入減には敏感でも、支出増には無頓着
家計簿と向き合い、お金の使い方を再確認

収入が減った要因は説明できた夫妻ですが、支出項目に関してはほとんど把握していないに等しい状態。これからかかる学費についても調べていない、分からないと言います。

そこでまず、息子さんの希望進路から必要になるお金を概算。毎月貯めるべき金額をはっきりさせ、続いて住宅ローンやその他固定費などを書き出してはじめて、夫妻は毎月使っていい金額を知ったのです。「うそ!使いすぎ!」と慌てる夫妻をなだめ、佐川は一つ一つ支出項目を確認。「今は必要じゃない」出費をなくすことで、夫妻のローン問題を解決しました。

相談者のその後

ご相談者のその後

思いもしない家計改善の提案をいただき、無駄を実行できたのが一番大きな削減です。そのほかも細かく見直して、毎月4万円ほど余裕をつくることができました。

「団体信用生命保険に入っているかどうかと聞かれて、ハイと言ったら『じゃ、任意の生命保険はやめましょう』

と言われたときはビックリしました。団体信用生命保険の内容を佐川さんに見てもらうと夫に何かあったときの保障は充分にカバーできるものでした。民間の生命保険は無駄な保険内容がたくさんあり、主人の知り合いの保険営業マンに言われるまま加入していました。そう考えると、返済が苦しい間は別の生命保険はお休みしてもいい。インターネットには載っていないアドバイスのおかげで、返済と貯金を両立できるようになりました。これだけ面倒をみてくれたのに、『Bさんの事例で経験値が上がった。これでまた別の方を助けられる。既に情報をもらっているので報酬はいりません』と。申し訳ないけれど今はお言葉に甘えます。佐川さんに出会えて本当によかったです」