case no.1

住宅ローンとキャッシングの返済がつらい

相談者について

年齢
46歳
家族構成
妻・長女・長男
住宅ローン残高
2,800万円
毎月の住宅ローンの返済額
14万円

※年間の固定資産税含む

相談者

相談時の状況

新築竣工から7~8年経ったMさん。当初は順調に住宅ローンを返していたものの、返済日にお金が足りない月が増えるようになりました。それをまかなうために消費者金融でキャッシング。「借りるのは今月だけ」が積み重なり、気づけば借金が300万円にもふくれあがっていたのです。今ではすっかり住宅ローンのためにキャッシングをして、その返済をリボルビング払いで行う自転車操業が定着してしまいました。

キャッシング上限額に近づき、他社から同じように借金をする予定だったMさんですが、「その前にダメ元で専門家に相談してみよう」と考え直しました。

相談内容

借りて返しての繰り返しから抜け出したい

住宅ローンとキャッシングの同時返済は、近い将来の破綻が目に見えています。背に腹は代えられないと手をだしたものの、キャッシング分はリボルビング払いでなんとか返済できている状況。元金はなかなか減っていきません。2つある借金の完済予定日を眺めては暗い気持ちになり、夫婦で顔を見合わせてはため息を吐くように。そんな両親を見て、長女は大学への進学を諦めると言い出したのです。

「子どもの夢を応援できないのが情けない。お金のことばかり考える毎日から抜け出したい」とMさん夫妻は声をそろえました。

住宅ローンとキャッシング

佐川の提案

「家族の未来」を見つめた暮らしの再設計

住宅ローンよりもはるかに金利が高い消費者金融キャッシングの元金を減らすのは、Mさん夫妻にとって難しいことでした。そこで佐川は、もし可能ならMさんご夫妻どちらか、あるいは両方の親御さんに消費者金融から借りた分を返済してもらい、その上で住宅ローン自体をより金利が低い銀行で借り換えようと提案。援助を受けられなかった場合は、個人再生でキャッシングの返済額を減額するという第二案も出しました。

消費者金融分の処理にこだわるのは、高校生の長女と中学生の長男に大学進学をさせてあげるなら、これからもっと学費が必要になるからです。2人のために、できるだけ余裕をつくっておくべきだと考えたのでした。

ご提案
結果

支出の見直しで「今はいらない」お金をカット
ご両親の手助けも得て、長女は希望の大学へ

ご両親に助けを求めましょうと提案。これをMさん夫妻は「どちらの親もローンを払い終えたばかりで貯金があるわけがない。聞くだけムダだし、恥ずかしい」と拒みました。気まずいのは分かります。けれども長女が大学に行けるかどうかの瀬戸際です。子どもの未来についてじっくり話し合い、やはり相談しようと合意。

ご両親それぞれに事情を説明すると、「しっかりしなさい」というお叱りはありつつも合計で600万円を出してくれました。結果、個人再生はせず消費者金融分を完済し、住宅ローンの借り換えで金利を低くすることもできました。

相談者のその後

ご相談者のその後

キャッシング分は完済しましたが、住宅ローンはまだ2,800万円残っています。Mさん夫妻は長女と長男の学費を蓄えながら、お金を返済しなければなりません。

「ローンの借り換えや親に助けを求める発想がありませんでした。そこに気づかせてくれて、借り換えのサポート、親との話し合いにも同席してくれた佐川さんには感謝してもしきれません。もう一つありがたいのが家計簿の見直しでした。おかげで必要な出費とそうでないものの仕分け方が身についたので、これからは支出を調整してローンともうまく付き合っていけそうです。これだけ動いて、受け取ってくれたのは借り換えを行う際の事務手数料のみ。無理にお金を渡そうとしたら、『ローン破綻の危機にある人を助けるために、いろいろな事例情報がいる。Mさんが相談してくれたおかげで新しい情報が手に入った。ぼくも助かっているので、事務手数料で十分』だと言うんです。その言葉に泣きました」